JR道場駅より北へ、武庫ノ台ゴルフコースまで延びる細い道をひたすら進むと、左手に「鏑射寺」があらわれる。
車は入口前の駐車スペースにも停められるが、ここがいっぱいなら道の右手にある駐車場も使える。
581年に聖徳太子により開基され、聖徳太子が仏教弘通(ぐつう)の道場として鏑矢(かぶらや)を奉納したことから、鏑射寺と命名された。
また、弘法大師が境内に独鈷水の井戸を掘り、穿仏(せんぶつ)岩に足跡を残している。
本堂から左にある庭を抜けると、「四國八十八ヶ所霊場」の石碑がある。
すぐ横には、お大師さんの掘られた屋根付きの石仏が、2列になってびっしりと並べられている。
石仏に番号が掘られているが、番号が見えにくかったり、順番通りでない箇所があったりするので、よく観察する必要がある。
結願まで20分、お砂踏みのような感覚で手軽に詣れる。
隣には西国三十三箇所のミニ遍路もあるし、境内には三重塔をはじめ多くのお堂があるので、境内散策を楽しむのもいいだろう。
訪問日 | 2018年11月10日 |
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所在地 | 兵庫県神戸市北区道場町生野1078-1 |
所要時間 | 20分(徒歩) |
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