石峯寺八十八ヶ所(仮)

神戸方面から国道428号線を北上し、県道38号線を右折。
「有馬ロイヤルG.C.」の案内板のある「好徳小前」交差点を左折し、ゴルフクラブを目指して進むと、道の正面に石峯寺が見える。
駐車場から本堂へ向かう途中、左手に八十八ヶ所を知らせる石碑とともに、1番の石仏が見つかる。

石峯寺は白雉2(651)年に開山されたという古い歴史を持つ。
かつては70棟以上もの建物が、東西に2里(8km)、南北に1里(4km)の範囲に点在していたそうだ。

道は駐車場を左手に、ゆるやかな上り坂が続く。
「本尊」と「大師」が一対になっており、基本的に石造りの祠に祀られているのだが、たまに岩をくり抜いた祠であったり、野ざらしのものがあったりする。
各石仏には、ラミネート加工された番号案内が設置されているのでわかりやすい。

19番を過ぎたところで平地となり、順路がわかりづらくなるが、しっかりラミネート加工された「八十八ヶ所参拝順路」の案内が設置されているので安心だ。

そこからは、岩をくり抜いた祠が増える。
40番台あたりは、1つの岩に複数の祠が掘られていて印象的だ。
なお、いくつか番号が逆になっている箇所があり、42番→44番→43番、50番→52番→51番となっているので、順番を気にするなら注意が必要だ。

50番台は広場をぐるりと囲むように配置されている。

53番の奥にお大師さんの像があるのだが、これは88番まで巡った後のお礼参りに寄ったほうが順番としてよいだろう。

また57番の奥の小高い場所に、おそらく奥の院であろう不動明王もあるのでぜひとも参りたい。

そこからは、石峯寺のシンボルでもある三重塔を広く囲うように進む。
最後は三重塔のすぐ近くを通り、88番で結願。

本堂の右手を抜け、先ほど53番の奥にあったお大師像にお礼参りをしよう。

訪問日 2018年11月10日
所在地 兵庫県神戸市北区淡河町神影110-1
所要時間 60分(徒歩)
参考URL 【Gomaler’s~神社仏閣巡り~癒しを求めてII】
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/4f7574ac4c844275f0d6c185301a4524
備考

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