野寺山高圓寺四国八十八ヶ所

国道175号線を明石方面から北へ進み県道65号線を左折、「オカケン」という流通会社の営業所を超えたところで道が二股になっているので、右に曲がる。
曲がり道がわからなければ、直進して「高薗寺前」交差点を右折してすぐ、「高薗寺」がある。

ミニ遍路が創設されたのは文化6(1809)年。
昭和58(1983)年に弘法大師の入定1150年の記念事業として大修復がされ、同年11月6日に再建された。
また文献などの記録はないが、石仏のある祠に「明治四十四年再建」と記録があるので、おそらく同時期にも再建されたと思われる。

境内の東側にミニ遍路用の敷地が広く設けられており、「本尊」と「大師」が1体ずつ祀られた石造りの祠が並ぶ。

基本は敷地の外周をぐるっと巡る感じであるが、途中で内部に入り込んだりする。
平坦な敷地ながら、意外に景色の変化を楽しむことができる。

結願までの時間は約40分。
最後は88番のすぐに建つ、大師像にお礼参りをしよう。
また時間があれば、同じ敷地にある西国三十三箇所のミニ遍路も楽しめる。

境内が広く見晴らしがよいので、ちょっとしたお散歩気分で巡礼できるのがうれしい。

訪問日 2018年11月11日
所在地 兵庫県加古郡稲美町野寺851
所要時間 40分(徒歩)
参考URL

【播磨広域連携協議会】
http://www.harima-united.jp/column/climate/contents000182.html

備考

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする